- ファンデーションで肌にブツブツができた
- アイシャドウを塗ったら赤くなって痒い
- 化粧品は何使っても荒れてしまう
こんな経験はありませんか?
ヨシ子も昔はよくメイクや基礎化粧品でかぶれを起こしていた時期がありました。
一度荒れてしまうとなかなか引かないし、まぶたが赤くなった日には化粧もできないし、酷い時は眼帯付けて仕事に言っていた経験もあります。
本当にテンション下がりますよね。
このページではかぶれを起こしてしまう原因と対処方法を説明していきます。
化粧品かぶれの原因は?
化粧品かぶれの原因は大きく分けて2つあります。
一つ目は【アレルギー性接触皮膚炎】です。
体内の抗体が異物(アレルゲン)を排除しようと起こります。
化粧品に含まれる金属成分(着色成分など)や化粧道具に使われている金属成分(ニッケル、メッキなど)、保存料、界面活性剤など、色々な成分に対して反応して起こります。
症状が治っても再度同じ物質に触れると同じ反応を繰り返すのが特徴です。
2つ目のメイクかぶれの原因は【刺激性接触皮膚炎】です。
外からの刺激物が過剰に皮膚に触れ、吸収が高まることで起こります。
例えば肌をごしごしこするなどの強い刺激や、乾燥などにより肌のバリア機能が弱くなっている部分に起こりやすく、パックの長時間使用などが誘因となります。
化粧品の成分が原因で起こるアレルギーではなく、使う人の肌状態と間違った使用方法によっておこるかぶれです。
化粧品かぶれで病院などに行く人のほとんどはこの刺激性接触皮膚炎と判断される人が多いらしく、ヨシ子が皮膚科に駆け込んだ時もそう診断されました。
なので肌がかぶれてしまった場合は、まず自分の肌の状態や化粧品の使い方に間違いがないか確認をして下さい。
初めて使う化粧品はパッチテストから
一度かぶれたりの経験があると、「次もかぶれたらどうしよう・・・」と心配になりますね。
そういう人にまずやって欲しいことがパッチテスト(皮膚アレルギー試験)です。
パッチテストは本来、かぶれの原因を調べる為に皮膚科が行う検査ですが、自分で試すことも出来ます。
【パッチテストのやり方】
- 二の腕の内側に使いたい化粧品を10円硬貨大に薄く塗る
- そのまま48時間放置し状態を観察
この間に異常がでたらすぐに洗い流して下さい!48時間後、異常がなければその化粧品に対してかぶれる可能性は低いと考えられます。
肌のバリア機能を高めることが改善策
刺激性接触皮膚炎がおこるかぶれの原因は、肌のバリア機能が弱っていることと、化粧品の使い方が間違っていると説明しました。
化粧品を正しく使うことはすぐに実行できますね。
では肌のバリア機能はどうやってあげれば良いのでしょうか?
肌のバリア力を生み出しているのは角層です。
角層の状態が良ければバリア力は強くなり、逆に角層の状態が悪いとバリア力は低下します。
角層は肌の1番上の表面にあり、「皮脂膜」「天然保湿因子」「角質細胞間脂質」と肌の保湿を担っている3大要素がすべてあります。
その中でも水分を保持する割合80%を占めているのが角質細胞間脂質でその中の主成分セラミドは全体の50%もあります。
つまりセラミドが少なくなると肌のバリア機能も下がるというわけです。
肌のバリア機能を高めるにはセラミドが重要なのですが、セラミドは歳を取るごとにどんどん減っていってしまいます。
なので外から補ってあげる必要があるのです!
セラミドの摂取の方法は食べ物からと化粧品から取るのが代表的です。
特に多く含む食品としては、米、小麦、大豆、こんにゃく芋、牛乳などがあります。
しかし食品で一日のセラミド必要量を摂取しようとするとトンデモナイ量になってしまうんです!
例えば米だと1日にお茶碗25杯、小麦はパスタにするとお皿大盛り3杯、更に体内で消化、吸収される過程でなくなることを考えるともっと多くの量を食べなければなりません。
そんな量お相撲さんじゃない限りとてもじゃないけど食べられませんよね(笑)。
なのでヨシ子はセラミドを化粧品で取ることにしているんです!
きっかけは少し前に肌が敏感になって悩んでいたときに、本でバリア機能のことを知りすぐに化粧水などの基礎化粧品を変えたんです。
すると今まで化粧品で肌が荒れていたのがどんどんマシになっていって、今ではほとんどのコスメを使えるようになりました。
一度ベースを作れたんで今は「少しバリア機能が低下してきたかなー」と感じたらセラミド配合の化粧品を使うようにしています。