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保険適用外のニキビ治療にケミカルピーリングと治療がありますが、具体的にどんなことをするのでしょうか?どんな効果があるのかも気になりますね!デメリットと供に説明して行きます!

ケミカルピーリングって何?

ケミカルピーリングとは、皮膚に化学薬品(酸)を塗り、皮膚をほんの少し溶かすことでおこる現象を利用して行う治療です。
古い角質を剥がし、肌のターンオーバーを正常にする角質ケアです。
使う薬品はグリコール酸、乳酸、リンゴ酸などのアルファヒドロキシ酸(AHA)、サリチル酸に代表されるベータヒドロキシ酸(BHA)などがあります。
使用する薬剤の種類や濃度、施術時間によってその使い方は違ってくるので、皮膚のタイプや状態に適した方法でおこないます。
顔だけではなく、背中や腕、お尻、バストといったボディのケミカルピーリングも可能です。
クリニックと市販品との違いは高濃度で酸性度の高い薬剤も使用できるというところです。

ケミカルピーリングは何に効果があるの?

日本皮膚科学界のケミカルピーリングガイドラインでは「ニキビ」「シミ」「小じわ」の3つについて、ケミカルピーリングを治療の選択肢のひとつとしてすすめています。
いずれもグリコール酸とサリチル酸(マクロゴール基剤)を使用するものです。

もっとも一般的なグリコール酸によるケミカルピーリングの効果としては下の5つがあげられます。

しみ・くすみ改善

角質細胞の結合をゆるめ、ターンオーバーを促進させて、シミ・くすみを改善します。

保湿力アップ

角層のセラミドが増え、ヒアルロン酸の産生が盛んになり、肌の水分保持力を高めます。

メラニンを抑制

シミの原因となるメラノサイトによるメラニン産生を抑制します。

ニキビ・ニキビ痕を改善

毛穴に詰まった皮脂を除去し、開いた毛穴入り口の過角化を改善して毛穴を収縮させます。
このため、ニキビ、ニキビ痕を改善する効果があります。

肌にハリがでる

コラーゲン繊維、エラスチンなどの真皮成分の産生を促進させて、表皮直下の真皮を再構築させ、肌にハリがでます。

ケミカルピーリングのデメリット

ピーリングは古い角質を剥がし、肌のターンオーバーを正常に整える効果があることが分かりました。
では、デメリットはあるのでしょうか?
ピーリングをおこなうことのデメリット、注意点を説明します。

乾燥肌や敏感肌の人は注意

乾燥肌や敏感肌の人は肌のバリア機能が低下している状態です。
ピーリングをすることは少なからず肌に負担をかけるので、更に追い打ちをかけるようなことは危険です。
ピーリングをするより、保湿をし肌のバリア機能を高めることが優先です。
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ですが、乾燥肌の人でもピーリングをやっても良い人もいます。
乾燥肌には洗いすぎなどによる間違えたスキンケアによる乾燥と、
加齢、体質、洗わなさすぎによって古い角質が溜まっていることが原因でなる乾燥の2つがあります。
正しいスキンケアを徹底し、洗顔のしすぎもない乾燥肌の人はピーリングをしても大丈夫です。
むしろ古くなった角質を取り除いてあげることで、肌トラブルが改善されるかもしれません。

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ピーリングの頻度を守らないと危険

皮膚科でのケミカルピーリングの場合、クリニックによって違いはありますが、まずは2週間1回の施術を6回。
期間としては3ヶ月程度を続けます。
これでニキビやシミなどが減ってきたら次は月に1回2ヶ月に1回のペースにおとしていきます。
セルフケアでおこなう場合は、自分の肌の調子を見ながら使用しましょう。
やり過ぎはよくないので、ヨシ子は1週間から2週間の感覚で使用しています。

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アフターフォローを徹底する

ピーリングをした後は肌が無防備な状態にあります。
古い角質を取り除く時に一緒に必要な角質まで剥がれてしまうので、肌を守るケアが大切になってきます。
ピーリングをした後はしっかりとした保湿と紫外線対策をすることを忘れないで下さい。
私がおすすめするのは、保湿最強成分といわれているセラミド配合の美容液です。
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まとめ

ピーリングをすることは肌にとって良いことが多いですが、使い方や頻度を守って上手にとりいれていきましょう!
美容皮膚科やエステなどは保険適用外となっており、金額的に少し続けにくいというようであれば、自宅でのピーリングがおすすめです。
自分で選ぶ時は、低刺激で美容効果もあるものを選ぶのも一つのポイントです。